2chまとめスレに知ってる範囲でこたえてみるよ(気象衛星の件)

 ニュース超速報! 気象衛星が消滅の危機、「ひまわり」後継機に予算集まらずから。

14 名前: ホーソレデ(巣鴨) 投稿日:2008/07/05(土) 18:29:00.38 ID:mcqzecYy0
ゴーズも貸してもらってたんだよな
こう言うのはもうちょっと予算割いて良いと思うんだが

フルタテ辺りが声高に失敗失敗絶叫するんだろうなあ


98 名前: ゆうさく(埼玉県) 投稿日:2008/07/05(土) 20:16:09.67 id:glwMYwBz0
>>14
ゴーズは酷かったな
画像がバグってすごい事になってたりw


99 名前: フムラウ(宮崎県) 投稿日:2008/07/05(土) 20:16:44.75 ID:s9hHI4ys0
>>98
画像が取得できないってこともあったなw

103 名前: サンマロ(愛知県) 投稿日:2008/07/05(土) 20:18:31.66 id:sLRjwzi30
>>98
GOES9だっけ?確かにアレは酷かったなぁ

 GOESはあの時点で耐用年数を超過していたはず。それでもあれだけ動いてたんだから,感謝感謝。

27 名前: G.O.バーク(東北地方)[] 投稿日:2008/07/05(土) 18:35:44.73 ID:5foy1uVn0
国際社会に迷惑がかかるって、その迷惑を受ける国際社会からカネとれよw

 現状として,WMOにすらお金を払えない国も多数。それぞれの国内での優先度等もあり,難しい問題。気象の分野でも,やはり日本に求められているものの一番はお金なんだよね。

51 名前: ウーロン(福岡県)[] 投稿日:2008/07/05(土) 19:16:41.96 ID:8uLXR6fv0
通信衛星兼用気象衛星を打ち上げればいいじゃないか。

 今のひまわりが「運輸多目的衛星」と言って,通信機能を持った衛星だよ。航空管制に利用されている,と元記事にも書いてある通り。

78 名前: テラ・W・ロッソ(東京都) 投稿日:2008/07/05(土) 19:55:11.78 ID:DaKrYAoa0
気象庁の天下り会社全部撤廃して、
そいつらの給料・退職金をまわせば、余裕で予算あつまるだろ?常考

79 名前: 天津飯(久留米) 投稿日:2008/07/05(土) 19:58:36.82 id:FT9uA9hm0
気象庁の天下り機関なんてカスみたいな規模だぞ、TVや商社と契約したほうが遥かに高給

 天下り先,まあ,あるにはあるけど,気象利権なんて簡単に想像できる通りほとんどないし,当然うまみもない。

159 名前: レビル(巣鴨)[sage] 投稿日:2008/07/05(土) 21:27:39.95 id:YVxoU1pl0
気象庁の年間人件費380億から捻出しろよ(´・ω・`)

 勘弁してください…。目視による地上気象観測があったりで,意外と人が削れないのが現状。削れ削れといろんなところから圧力もかかってますが…。

182 名前: アスベル(青森県)[] 投稿日:2008/07/05(土) 21:47:29.21 id:yNlWS4cS0
気象庁曰く、アメダス網さえあれば気象衛星なんていらないんだと。
そのおかげで予備機なしの一機のみの綱渡り運用をずーっと続けてきたんだと。
バカか・・・

 ウソ。アメダスじゃ全然足りないし,「予備機なしの一機のみの綱渡り運用」って,少なくとも今は違う。東経135度線と140度線に正副機が浮かんでるよ。


 >>232の転載まとめはまあそこそこそんな感じ。ウィキペディアあたりを軽く読んでもらえるともうちょっとくわしく事情が知れるかも。ひまわり (気象衛星) - Wikipediaとか,MTSAT - Wikipediaとか。

日本の宇宙産業はスーパー301条発動と共に実質的に国産の商用衛星を打ち上げられなくなり、技術試験衛星などの製作でかろうじて技術を保持し続けてきた。ひまわり7号は、衛星の機構をほかの用途の衛星でも共用できるようにして低価格を実現し、欧米の衛星に対抗することとなった。

ひまわり (気象衛星) - Wikipedia

286 名前: イレーザ(愛知県)[] 投稿日:2008/07/05(土) 23:40:15.95 id:MIvmv2cA0
代わりに中国が打ち上げて、日本の国際的地位ががた落ち

ってな事に・・・

 すでに中国は気象衛星を打ち上げています。今浮かんでいるのは風雲2号(FY-2)で,東経105度線あたり。ひまわりのほとんどコピーなんだけど,微妙に解像度が悪かったりでそこらへんはそれなりのクオリティ。でももう打ち上げてること自体に意外な人も多いかも。


 元記事(気象衛星が消滅の危機、「ひまわり」後継機に予算集まらず : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞))のブクマコメにも書いたんだけれども,衛星は打ち上げるだけで150億円前後。一方気象庁の予算は(航空特会をのぞいて)だいたい600億弱。うち人件費が400億ほどあって,現存の観測網の維持整備に170億〜180億。つまり,新規事業には30億足らずしか使えないのが現状。衛星だけに使うわけにもいかないので,これを積み立てて…とかやってると途方もない年月が必要。本省にあたる国交省からお金が出ないとすると,にんともかんとも。

 中の人としては,あくまで個人として思うところは,もうちょっとどうにかならんのかというのが実際のところ。ただ,弱小官庁(しかも技術系:技官の集まり)なので,交渉事ははどうも苦手だし強気に出られないらしいです。うまく予算を取ってこれれば一件落着なんだけどなあ。

 【追記07/06】松浦晋也さんがまとめ的エントリをあげてくださっているのでリンクを張っておきます。→松浦晋也のL/D: 気象衛星の危機的状況