感想系blog群内では「交流のないblogにトラバ」=「アクセスアップ」が成り立ってしまうかも

 引き続き感想系ブロガーは「はてな」を使え! - EKKEN♂

 一方、自分で記事を書いた後に、作品名などでブログ検索をかけて、これまで交流の無かったブログにトラックバックを送る行為は、相手が「寄せられたトラックバックは一切読まない」という人で無い限りは、ほぼ確実に1PVを稼げます。送信先を増やせば、その数だけユニークユーザーカウントをゲットできるのです。
 なんだ、やっぱりアクセスアップには検索トラックバックが効果的なんじゃないか?
 ……というのは、僕は間違いだと思います。

 実際は確実に1PV以上アクセスが稼げるはず。なぜなら、感想系blog群内ではみんなとにかくトラックバックすればいいと思っているから、トラックバック先に餓えている状態なわけで、それゆえトラックバック先のトラックバックから新たなトラックバックを取得してくるという仕組み。実際数個のトラックバックを(早めにエントリを書き上げて)よそ様へ送っておけば、10個くらいは受信することになる(経験済み)。えっけん氏もおっしゃるとおり感想系な人たちの多くは「他人の書いたものを求めてトラックバックセンターの検索なんか行わない」だろうから、たぶんこの仕組みは大いにあると思う。

 で、それをさらに進めれば、交流のないblogにトラックバックをすれば、また交流のない別のblogの人がそこから辿って来てくれるかもしれない*1。そしてたぶん実際にそうなるんじゃなかろうか。なぜならトラックバック先に餓えて(以下略)。

 感想系blogの中では「blogを読んでくれる人」と「よそのblogを書いてる人」がほとんど同値関係になってて、読むだけの人のことをほとんど想定してないんじゃなかろうか。ごく一部の例外を除けば、そういえば感想系blog内でコメントする人もblogを持ってる人がほとんどのような気がする。実証してないから確かなことは言えないけど、これもありそうだな。まあ読むだけの人って何の形にも残りにくくて把握しにくいから、この同値関係が成り立つのも自分で納得。

 結論としては、感想系blogって運営側のつながりしか考えてなくて閲覧者のことはほとんど無視なんだろうな、というありきたりな結論。

*1:関連仲間文化圏しか知らない人にとってはこれは「すごいアイディア」になるんじゃないかなあ。